その時自分は小学2年生位だったと思います。
夏休みに田舎に帰った時にたまたま部屋で漫画を見つけました。
その名も柔道部物語・・・
それは2巻からだったにも関わらず、ガツガツのめりこんでしまいました。
思わず自分も柔道をやりたくなったほどで、
その結果、自分も友達に一本背負いをかけて、練習してました。
今考えればとてつもなく迷惑な奴ですね・・・(笑)
まぁそれほどまでに自分にとっては強烈なマンガだったんです。
時は経ち、高校生になって文庫本版がでていることを知り、全巻購入。
一気に読んでみて、ひとしお感動したのを覚えています。
この漫画の魅力は人物かなと。
ギャグベースで非常に気楽に読める点も好きなのですが、
やっぱり人物が魅力的な点が一番です。
個人的には先輩がとにかく魅力的で大スキなのですが、
それにもまして主人公「三五十五」が魅力的。
てか名前の時点でギャグですね。
才能があってめきめき成長するのですが、
結構頻繁に落ち込んで、ストレスから色んな症状が体に出たりします。
しかも純情なので、しばしば女の子に振り回されることも。。。
とにかく人間味があって、いい奴なのです。
そして、この漫画の最大の見所は文庫本版の6巻。
ある出来事からめちゃくちゃに落ち込む主人公が体育館を見て、言うセリフ。
「俺の柔道部物語はここから始まったんだ・・・」
自分の中で好きなマンガの一つの要素はその漫画を自分もがんばろうと思える漫画。
この漫画はまさしくそれで何度打ちのめされても、
しっかりと這い上がってくる主人公が自分は大好きなのです。
基本的なベースはギャグで構成されているので、
すんなり物語に入っていけると思います。
また何か最近熱くなれてないなーと思う方にはかなりお勧めです。
柔道部物語。
オススメの一品です。